寒さをしのぐ

暖かい頃と違って、遠野で出逢う猫にも変化を感じるようになった。
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このシーン(↑)を見て最初に浮かんだのは、子供の頃に読んだ童話の挿絵。
がらくたの中で身体を丸めて眠る小動物の絵が描かれていて、なんだか(そこにいる動物が)凄く居心地がいいように見えたものだった。また、その絵もとても好きだった。
実際、そんな内容の文章が綴られていたし。
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この猫にとってここはどうなんだろう。
寒さをしのぎ、身を置く絶好の場所になっているのだろうか。
警戒心の強い猫で、私が近づくと少し逃げた。
遠野では人懐こい猫にばかり遭ってきたから、珍しいケースなのだけど、どちらかといえばこういうのが多いのかも知れない。
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私が近寄ると逃げたり・隠れたりの繰り返しをする内、この大木の根元の祠の方に行ってしまった。
きっと、私が去った後でまたさっきのがらくたの中に潜り込んだかも知れない・・・・・
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「居心地のいい場所」はみんなそれぞれあって、それが小綺麗に片づいているか多少雑然としているかはその人達の好み。他人がとやかく言っても始まらない。

しかし、「居心地」が良くても、そこが安住の地とは限らない。
人は常に「安住の地」を求めている・・・・・はず。
今居る場所の居心地の良さに慣れると、本当はもっと違う場所があるのではないかと思っていてもそこから離れるには決断と努力を要する。
日々そんな葛藤があったとしても。
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by tamachi69 | 2005-12-05 09:36 | 遠野ネコ歩き
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